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東亜商事|Passion Cellar : 葡萄の大地から
フランス産地情報 シャトー・メール
2008.11.04
オーナーであるコリーン・ボーンから入手した今年の作柄情報
2008年ヴィンテージの天候状況は周知の通りかなり悪天候な年のひとつとなりそうです。
シャトー メールでは、4月7日にメールおよびマルゴーにて若干の霜が発生し、また、6月は極めて冷涼であったため、一部ブドウの不結実を引き起こしました。
雹もブドウ畑の一部に受けましたが、なんとか若干の葉を傷めた程度で済みました。
4月から7月10日にかけて、このようなブドウ成育に不都合な天候に見舞われる日々がありました。
現在、べト病や灰色カビの被害が多少生じており、除去作業を行っています。
栽培責任者によると、ブドウ造りを20年間行っているが、こんな問題の多い年は今までに記憶にないとのことで困惑しています。
しかしながらシャトー メールでは、1994年にレゾネ農法実施の申請後、1ヘクタールの畑に、ミネラルやマイクロビオ物質が原料の有機剤を使用し、畑の手入れを行うことから始めた結果、年々好結果が得られており、現在では、徐々に有機農法を全体で取り組む動きとなっています。
3年後の2011年には正式にBIOワインとしての認定を受ける予定であり、BIOワインとしての初ヴィンテージを待ち遠しく思っています。
2008年予想としては、ブドウの成熟の遅れと少収量は免れないものの、有機農法を手がけている効果もあり、現在のブドウにはすでに甘味も十分にあり、マルゴーのブドウは色付きも良く、より健全なブドウから造られる自然の良さが生かされたワインとなることが大いに期待できます。
フランス
ボルドー地区
シャトー・メール
ボルドー地区
シャトー・メール
2008年ヴィンテージの天候状況は周知の通りかなり悪天候な年のひとつとなりそうです。
シャトー メールでは、4月7日にメールおよびマルゴーにて若干の霜が発生し、また、6月は極めて冷涼であったため、一部ブドウの不結実を引き起こしました。
雹もブドウ畑の一部に受けましたが、なんとか若干の葉を傷めた程度で済みました。
4月から7月10日にかけて、このようなブドウ成育に不都合な天候に見舞われる日々がありました。
現在、べト病や灰色カビの被害が多少生じており、除去作業を行っています。
栽培責任者によると、ブドウ造りを20年間行っているが、こんな問題の多い年は今までに記憶にないとのことで困惑しています。
しかしながらシャトー メールでは、1994年にレゾネ農法実施の申請後、1ヘクタールの畑に、ミネラルやマイクロビオ物質が原料の有機剤を使用し、畑の手入れを行うことから始めた結果、年々好結果が得られており、現在では、徐々に有機農法を全体で取り組む動きとなっています。
3年後の2011年には正式にBIOワインとしての認定を受ける予定であり、BIOワインとしての初ヴィンテージを待ち遠しく思っています。
2008年予想としては、ブドウの成熟の遅れと少収量は免れないものの、有機農法を手がけている効果もあり、現在のブドウにはすでに甘味も十分にあり、マルゴーのブドウは色付きも良く、より健全なブドウから造られる自然の良さが生かされたワインとなることが大いに期待できます。