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東亜商事|Passion Cellar : 葡萄の大地から
ボルドーから近況レポート★ジョナサン・デュクールさんインタビュー
2021.07.28
アントル・デュ・メール地区で今や最大のブドウ畑を所有する、ヴィニョーブル・デュクール
流通販売担当のジョナサン・デュクールさんとZOOMによるインタビューを行いました。
農業事業者を対象とした環境認証では最高レベルの認証である『HVE(環境価値重視認証)』に関する取り組みや、新品種改良等、デュクール社の魅力が詰まった対談レポートをぜひお楽しみください♫
1. HVEの主な取り組み
1. HVEの主な取り組み
2009年にサルコジ大統領のもと、政府・地方自治体・企業・農業関係者などが集まった「環境グルネル会議」での環境対策の議論を通して、2011年、環境認証全国委員会(CNCE)が発足し、レベル1から3までの3段階の環境認証が制定されました。
HVEはこの中で最も高いレベル3の認証で、生物の多様性を守り、殺菌・殺虫剤散布の戦略等、ある一定の条件を満たさなければなりません。
※レベル2とレベル3は、農業省が認証した認証機関によって認証されます。
また、ボルドーが位置するジロンド県が最も取得が進んでいます。
デュクール社での
取り組み①
~動物の放し飼い
デュクール社でも2004年より減農薬栽培認証を受けており、今日ではHVEに引き継がれています。減農薬の取り組みだけではなく、雇用者の安全にも配慮しています。
また、一部の畑では、ブドウ栽培をせず、野生動物や家畜を放し飼いにしており、畑を自然の状態に保っています。
※左2枚の写真は野生動物と家畜を放し飼いしている様子です。
デュクール社での取り組み②
~蜂の養殖
~蜂の養殖
環境保全の取り組みとして、蜂の養殖も行っています。自分たちで食べる分の蜂蜜のみの小規模な養殖ですが、環境保全にとても役立っているそうです。
下記動画から詳しい養殖の様子がご覧いただけます。↓
2. デュクール家の最先端機器
<新圧搾機>
~2段階の醸造工程を1つに集約
2. デュクール家の最先端機器
~2段階の醸造工程を1つに集約
通常、醸しと圧搾は別々の機器で行いますが、デュクール社では、醸しと圧搾を同じ機器を用いて行っています。同時に二つの工程を集約することで、よりフレッシュで果実味豊かなワインに仕上がるそうです。よりシンプルに、そして正確な醸造を心掛けた結果、生み出された装置です。
<新フィルター>
~脅威の沈殿物残存率0%!!
~脅威の沈殿物残存率0%!!
デュクール社では、新圧搾機の他に最新鋭のフィルター(濾過装置)を導入しました。
導入する前は、昔ながらの方法で濾過を行っていましたが、新フィルターを導入したことで、迅速かつ正確に沈殿物を取り出すことが可能になりました。
フィルターの濾過について調べたところ、沈殿物の残存率は驚異の0%でした。
この様に、デュクール社では日々最新の醸造機器を積極的に導入することで、安心・安全なワインの品質向上に努めています。
3. 新品種栽培への情熱
始まりはボルチーニ茸
3. 新品種栽培への情熱
新品種改良に至るきっかけになったのは、なんとあの高級食材のボルチーニ茸!!
もともと、畑でこのボルチーニの大量発生の対策として新品種が植えられたそうです。
新品種を植えたことで、ボルチーニの大量発生を防ぐことに成功していますが、今でも美味しいボルチーニが採れるそうです。(写真:ボルチーニ茸)
新品種4種類のご紹介
■ソーヴィニャック(白)■
メティサージ白のブドウ品種。2014年より栽培開始。今まで、ラボの名前でしたが、数年前に「ソーヴィニャック」という名前が登録されました。
■カベルネ・ジュラ(赤)■
メティサージ赤のブドウ品種。2014年より栽培開始。EU全体として、「カベルネ」の名前が付く新規登録は非常に難しく、スイスのみで登録された名前です。
■MUSCARIS(白)■
昨年は収穫量が少なかったので、ワインが造られていないブドウ品種。左写真がMUSCARISのブドウの木です。これからの活躍が期待される新品種です。
■SOUVIGNIER GRIS(ロゼ)■
デュクール家注目の新品種。果汁がピンク色をしており、ロゼワイン専用のブドウ品種です。
現在、この新品種で造られたロゼワインプロジェクトが始動しています。
新品種開発における苦労
ジョナサンさん曰く、新品種開発には大変な苦労があったそうです。
誰も栽培したことのない新品種であるがゆえに、今までの経験や知識を上手く活かすことができず、試行錯誤の連続でした。MUSCARISのように、収穫量が少なかったりと、なかなかワインを造るまでに至らないこともありました。しかし、スタッフ一同が力を合わせ、新品種を4つ完成させ、その内3つの商品化にも成功しています!
新品種が持つ特性を活かした自慢のワインを、沢山の方にぜひ飲んでいただきたいそうです。
4. メティサージの魅力
中国人画家が描いた革新的なラベル
メティサージのファーストヴィンテージ(2016)が完成しつつある時、ジョナサンさんの奥様と同じ地方出身の画家の方が、デュクールのシャトーの絵を描く為滞在していたそうです。その方にデザインの相談をしたところ、今のデザインが完成したそうです。
また、メティサージのブドウの樹は病害に強い野生品種を交配させることで、農薬を使う量を減らす試みをしています。
2023ヴィンテージよりオーガニック認証取得へ
メティサージは減農薬にも成功しており、現在、オーガニック認証にも挑戦しています。2023ヴィンテージよりオーガニックワインに生まれ変わります!!
メティサージ・ブラン商品説明ダウンロードはこちら(PDF形式)
メティサージ・ルージュ商品説明ダウンロードはこちら(PDF形式)
5. シモーヌおばあちゃんのレシピ
シモーヌおばあちゃんのレシピを実際に東亜社員が作ってみました★記事はこちら
6. デュクール家が目指すもの
ヴィニョーブル・デュクールは
これからも
様々なことに挑戦していきます!!
ヴィニョーブル・デュクールについて
もっと詳しく知りたい方は
こちら!
ジョナサンさん曰く、新品種開発には大変な苦労があったそうです。
誰も栽培したことのない新品種であるがゆえに、今までの経験や知識を上手く活かすことができず、試行錯誤の連続でした。MUSCARISのように、収穫量が少なかったりと、なかなかワインを造るまでに至らないこともありました。しかし、スタッフ一同が力を合わせ、新品種を4つ完成させ、その内3つの商品化にも成功しています!
新品種が持つ特性を活かした自慢のワインを、沢山の方にぜひ飲んでいただきたいそうです。
4. メティサージの魅力
中国人画家が描いた革新的なラベル
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中国人画家が描いた革新的なラベル
メティサージのファーストヴィンテージ(2016)が完成しつつある時、ジョナサンさんの奥様と同じ地方出身の画家の方が、デュクールのシャトーの絵を描く為滞在していたそうです。その方にデザインの相談をしたところ、今のデザインが完成したそうです。
また、メティサージのブドウの樹は病害に強い野生品種を交配させることで、農薬を使う量を減らす試みをしています。
2023ヴィンテージよりオーガニック認証取得へ
メティサージは減農薬にも成功しており、現在、オーガニック認証にも挑戦しています。2023ヴィンテージよりオーガニックワインに生まれ変わります!!
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ヴィニョーブル・デュクールは
これからも
様々なことに挑戦していきます!!
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メティサージ・ルージュ商品説明ダウンロードはこちら(PDF形式)
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これからも
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