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東亜商事|Passion Cellar : 葡萄の大地から
Louis SIPP ルイ・シップ ヴィンテージ2008レポート
2008.12.18
作柄状況第三弾は有機栽培に果敢に挑むアルザスの実力派ルイ・シップです。
2008年12月
ヴィンテージ2008年は非常に良いヴィンテージのひとつとなるであろう。数々の好適要因が重なったことで、良い酸味のある健全で成熟したブドウによる、ワインに熟成のきく十分なポテンシャルをかいま見ることができる。また、収量が少なかったことから(45hl / ha)、さらに凝縮感が表われている。結局、開花から収穫時期までの長期間の生育サイクルが、ワインの香りの印象を強め、複雑性を与えることとなった。
2008年のワインは現在発酵の途中で、2009年の春までは完成しないであろう。