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【南アフリカ★オールド・ヴァイン・プロジェクト】徹底解剖




南アフリカで

「オールド・ヴァイン・プロジェクト(古木プロジェクト)」が始動!

世界初となる古木認証制度導入!

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南アフリカで忘れ去られた古木


南アフリカでは、歴史的な背景にあるアパルトヘイトの影響で、古木という存在が人々の中から忘れさられていました。
そんな時、古木の女王として南アフリカワイン業界に多大な影響を与えてきた栽培家、ローサ・クルーガーさんが先導をきって2016年より進められたプロジェクトが「古木プロジェクト」です。


ローサさんは世界中のブドウ園を視察する中で、古木の良さに気付き、自国の古木に対して強い興味を示しました。そして、このプロジェクトが始動しました。



写真
古木の認定を受けたワインは
左写真のステッカーを貼ることができます

古木制度で認証を受けられるのは、OVP(Old Vine Project=「古木プロジェクト」の略)のメンバーとして樹齢35年以上の古木を使用すること。

そして、古木プロジェクト独自の栽培基準に沿って認証を受けられる仕組みになっています。

認証を受ければ、左写真のステッカーをワインボトルに取り付けることが可能です。

この認証制度は法的なもので、世界初の試みでもあり、一般消費者の方々に詳細な商品情報を提供できる制度になっています。



古木プロジェクトにおける比率★徹底調査


OVPの認定を受け、Old Vine(古木)、Heritage Vineyards(ヘリテージ・ヴィンヤード)と名乗っている地域ごとのブドウ園の比率とブドウ品種別の統計が出ていますので、下記にてご紹介致します。


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地域別でみると、「ステレンボッシュ」
ブドウ品種では「シュナン・ブラン」が圧倒的に認証を受けています!



ラヴニール社と古木プロジェクト


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「貴婦人」と呼ばれるシングルブロック・シュナン・ブランのブドウ園


ラヴニール社の保有するシングルブロック・シュナン・ブランのブドウ園は、南アフリカで高く評価されている「古木プロジェクト」による認定ヘリテージ・ヴィンヤードです。

1973年に植えられたこのブドウ園は、ラヴニールが保有するブドウ園で最も古い歴史があります。



古木にも関わらず高いポテンシャルを発揮


古木は通常、唯一のデメリットとして収穫高が若い木よりも低い傾向にありますが、この「貴婦人」と呼ばれるシングルブロック・シュナン・ブランの木は品質も衰えず、収穫高も一定しており、とても元気な状態を維持しているということです。その為、この遺伝子を後世に伝える為、遺伝子を保存しているそうです。



除草剤不使用


また、このブドウ園は10年以上除草剤を使用しておらず、ブドウの木本来のポテンシャルを発揮してもらう為、人的介入を最小限に抑え、全て手作業で栽培を行っています。


ラヴニール社が目指すもの


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ラヴニール・ワインメーカーDirk Coetzeeさんからメッセージ



ラヴニール社では、古木プロジェクトを通して、南アフリカの幅広いワイン産業が更に発展し、昨今の気候変動の観点から、特定の条件にうまく適応したクローンを提供することで、リーダーシップを発揮していきたいと考えています。


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