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第24回「シャブリワインコンクール」にて「ギローム・ヴリニョ氏」が銀賞を受賞しました!

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去る1/16、ブルゴーニュ地方最北のワイン産地シャブリにて 第24回「シャブリワインコンクール」が開催されました。

今回は弊社にてシャブリの取り扱いのある、「ギローム・ヴリニョ氏」の
受賞報告と共にヴリニョ氏の実績、また簡単ながらシャブリやコンクールの
解説を交えながらご紹介いたします。


【シャブリワインコンクール概要】

ブルゴーニュ北部での歴史あるコンクールですが、今年からは審査員として
海外のジャーナリストを招聘するなど、インターナショナルな視点をとりいれて
さらなる飛躍を目指しています。

会場はブルゴーニュワイン事務局シャブリ・グランオーセロワの事務所と
なっているプチ・ポンティーニ。1128年に建てられた歴史ある建物です。

今年の対象銘柄は4部門あわせて348本にのぼりました。
審査は二段階で、まず3~4名の20グループに分かれ、
15種類ずつのワインを評価し、それぞれのグループのトップ3が最終審査へ進む。
その後、再度審議にかけられ、各部門のトップ3が決定されます。

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審査発表はビュッフェ形式の食事をする和やかな雰囲気の中で行われます。
ジャンボン・オ・シャリやアンドゥイエット・ド・シャブリなどが饗され、
ブルゴーニュの伝統料理を味わえる産地ならではの催しです。


料理には、2007・2008年ヴィンテージ厳選したシャブリワインがサーブ
されました。シャブリワインは実に幅広い料理とマッチするため、
食事に欠かすことの出来ないワインといえます。






審査結果が伝えられた後、総括が述べられました。
「シャブリと言えばミネラル。どの造り手も、
その特有のミネラリティーを尊重しながらもフレッシュ・フルーティ、リッチなど
スタイルは様々。色合いにしても淡いグリーンから黄金色まで、実にバラエティー
豊かなワインを楽しむことが出来ました。全体的に果実味と酸味のバランスが取れ、
クオリティーが高くなってきているのを感じました」

こうして幕が閉じ、受賞ドメーヌには追って賞状が贈られるとのことです。


ギローム・ヴリニョ氏はシャブリ部門にて見事銀賞を受賞しました。
2005年での最年少金賞受賞に続き、常に安定した実力を示しています。
今年もドメーヌ・ブリニョ・シャブリ、品質・味わいに期待できそうです。




【シャブリとは】


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ヨンヌ県全域に広がる、ブルゴーニュ地方最北の産地。
最大の特徴が「キンメリッジ」土壌を有していること。
カキの化石を含んでおり、フレッシュでミネラリーな白ワインが生まれる。
「シャルドネの騎士」とも称される。
AOC(原産地統制名称)は白のみが認定されており、
等級別に「プティ・シャブリ」「シャブリ」「シャブリ・プルミエ・クリュ」
「シャブリ・グラン・クリュ」の4つに分かれている。




【ドメーヌ・ブリニョ、ギローム氏実績】


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99年にドメーヌを祖父より引継いた後に
ボーヌなどでワイン作りを学習した才覚を示し一気にその名声を高めた。
2005年には260の生産者が参加する中、最年少にて金賞を受賞。

5年前からピオロジック農法(有機栽培農法)を導入、
現在、畑の約半分をエコセールに申請している。
(※フランス農務省認証機関)

発酵はステンレスタンクにて行い、醸造には一部樽も使用する。
受賞した2008年ヴィンテージはミネラルとフルーティさのバランスが秀逸。
特筆すべきは樹齢55年のブドウを使った「フルショーム・ヴィエイユ・ヴィーニュ」。
透明感があり、ほのかなスモーキーなニュアンスと白コショウを思わせる
スパイシーさが味に深みを与えている。

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